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冬場のリフォーム、本当に大丈夫?後悔しないための注意点と対策

こんにちは。リフォームプラザの川村です。

本格的な冬が近づくと、家の中の寒さや結露、光熱費の高さが気になり始めますよね。「冬場を快適に過ごすためにリフォームしたいけど、この寒い時期に工事しても大丈夫?」「冬場のリフォームには何か特別な注意点があるの?」と疑問や不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、冬場のリフォームには、気温の低さや雪、凍結といった特有の課題があり、知らずに進めると「こんなはずではなかった」と後悔する可能性もあります。

そこでこの記事では、戸建て住宅のリフォーム・リノベーションを専門に行う私たちが、本格的な冬場を迎えるにあたってのリフォームの注意点について、詳しく解説していきます。

この記事を読めば、以下のことが分かります。

  • 冬場のリフォームにおけるメリットとデメリット
  • 外壁塗装や屋根工事など「屋外」リフォームの注意点
  • 水回りや内装など「屋内」リフォームの注意点
  • 冬場のリフォームを成功させるための具体的なポイント

この記事は、以下のような方に特におすすめです。

  • 冬場のリフォームを検討しているが、不安がある方
  • 寒い時期の工事で注意すべき点を具体的に知りたい方
  • 断熱リフォームやヒートショック対策に関心がある方

寒さの厳しい八戸市・十和田市エリアで快適に暮らすためにも、冬場のリフォームの注意点をしっかり押さえて、賢くリフォーム計画を立てましょう。


冬場のリフォームで知っておきたい基本的な注意点

冬場のリフォームは「寒い時期だから避けた方が良い」と一概に言えるものではありません。まずは、冬場ならではのメリットと、全体を通して気を付けたい基本的な注意点を理解しておきましょう。

冬場のリフォームならではのメリットとは?

意外に思われるかもしれませんが、冬場のリフォームにはメリットもあります。

  1. 断熱・暖房効果をすぐに実感できる 窓の交換(内窓設置や高断熱サッシへの交換)や断熱材の追加、床暖房の設置など、寒さ対策のリフォームを行った場合、工事完了後すぐにその効果を実感できます。「リフォームしてこんなに暖かくなった!」という満足感は、冬場ならではと言えるでしょう。
  2. リフォーム箇所の「寒さ」を具体的に指摘できる 「どこが寒いか」「どこで結露が発生するか」など、冬場にしか分からない問題点を、住んでいる方自身が正確に把握できます。業者との打ち合わせの際も、「この窓際が特に冷える」「脱衣所が寒くてヒートショックが心配」と具体的に伝えられるため、的確なリフォームプランにつながります。

冬場リフォームのデメリットと全体的な注意点

一方で、冬場のリフォームには以下のようなデメリットや注意点が存在します。

  • 工事中の寒さ: 壁や床を解体したり、窓を開けたりする際、どうしても室内に冷気が入り込みます。暖房を使いながらの工事になりますが、一時的に寒くなることは避けられません。
  • 換気不足による影響: 寒さのために窓を開けにくく、塗料や接着剤の匂いがこもりやすくなります。また、工事中のホコリも飛散しやすいため、適切な養生と換気計画が重要です。
  • 職人の出入り: 職人が出入りするたびに玄関ドアが開閉し、冷気が入ることも注意点の一つです。
  • 光熱費の増加: 工事中に暖房器具を通常より多く使用したり、職人が電動工具の電源を使用したりすることで、一時的に光熱費が上がる可能性があります。

これらの基本的な注意点を踏まえた上で、次に屋外・屋内に分けて、より具体的な注意点を見ていきましょう。

【屋外編】冬場のリフォーム工事の注意点(外壁・屋根など)

冬場のリフォームで最も注意が必要なのが、外壁塗装や屋根工事、防水工事といった屋外での作業です。気温や天候に大きく左右されるため、多くの注意点があります。

気温と湿度が鍵!塗料や防水材の乾燥に関する注意点

外壁塗装に使用する塗料や、屋根・ベランダの防水材には、メーカーが定めた「施工可能な気温・湿度」の基準があります。

一般的な注意点:

  • 気温5℃以下
  • 湿度85%以上

上記の条件下では、塗料の乾燥が極端に遅れたり、塗膜が正常に形成されなかったりする「施工不良」のリスクが非常に高まります。乾燥前に凍結してしまうと、塗膜が剥がれたり、本来の性能を発揮できなくなったりします。 このため、気温が5℃を下回る日が多い冬場の塗装工事は、原則として避けるのが賢明です。

積雪や悪天候による工期遅延の注意点

青森県の冬場は、積雪や吹雪、強風といった悪天候が日常的に発生します。

  • 積雪: 足場に雪が積もると、滑落の危険があるため作業ができません。除雪作業にも時間がかかります。
  • 降雪・強風: 雪や雨、風が強い日は、塗料が飛散したり、養生シートが飛ばされたりする危険があるため、作業を中断せざるを得ません。
  • 日照時間: 冬場は日照時間が短く、特に午後3時頃には暗くなり始めます。実質的な作業時間が夏場より短くなるため、同じ工事内容でも工期が延びやすくなります。

これらの要因から、冬場の屋外リフォームは工期が遅延する可能性が非常に高いという注意点があります。

冬場の屋外リフォームは可能?判断基準

結論として、品質と安全性を考慮すると、冬場の外壁塗装や屋根の本格的なリフォームは春以降の暖かい時期に計画するのがベストです。 ただし、「給湯器の交換(屋外設置型)」や「玄関ドアの交換(カバー工法など短時間で終わるもの)」など、短期間で完了する工事や、緊急性の高い修繕はこの限りではありません。業者と現地の状況(天候、気温)をよく相談して判断しましょう。

【屋内編】冬場のリフォーム工事の注意点(水回り・内装)

屋外に比べると天候の影響を受けにくい屋内リフォームですが、冬場ならではの注意点が存在します。特に「寒さ」と「換気」がキーワードです。

工事中の「寒さ」対策に関する注意点

内装リフォームでは、壁や床を解体することがあります。断熱材が入っていない箇所が露わになったり、窓交換の際には一時的に開口部がふさがれていない状態になったりするため、外気が直接入り込み、室温が急激に低下します。

  • 対策: 工事しない部屋へ暖房器具を移動させる、工事範囲をビニールシートなどでしっかり区切り、冷気が他の部屋へ流れ込まないよう養生してもらう、などの対策が必要です。

換気不足と「匂い」に関する注意点

冬場は寒さのため窓を閉め切りがちです。しかし、内装工事では接着剤やクロス(壁紙)の糊、場合によっては塗料など、化学物質を含む材料を使用します。

  • 注意点: 換気が不十分だと、これらの匂いが室内にこもりやすくなります。シックハウス症候群の原因になる可能性もゼロではありません。
  • 対策: 寒くても、業者が行う強制換気(送風機など)に協力し、可能であれば工事時間外も短時間、窓を開けて空気の入れ替えを行うよう心がけましょう。

水回りリフォーム中の凍結や生活面の注意点

キッチン、お風呂、トイレ、洗面台といった水回りのリフォームは、数日間その設備が使えなくなるため、生活への影響が大きい工事です。

  • お風呂の注意点: お風呂が使えない期間は、銭湯や家族・親戚の家を利用することになりますが、冬場は湯冷めしないよう注意が必要です。また、解体後、断熱材の入っていない浴室は極端に寒くなります。
  • 給湯器の注意点: 給湯器も同時に交換する場合、お湯が使えない期間が発生します。
  • 凍結の注意点: 水道管の工事を伴う場合、作業中断時などに水道管が凍結しないよう、業者による適切な「水抜き」や「保温(養生)」が不可欠です。寒冷地での施工経験が豊富な業者かどうかが問われるポイントです。
  • 材料の乾燥: 浴室の土間コンクリートや、コーキング、接着剤などは、気温が低いと乾燥・硬化に通常より時間がかかる場合があります。工期に余裕を持たせることが大切です。

冬場のリフォームを成功させるための注意点とポイント

これまで挙げた多くの注意点を踏まえ、冬場のリフォームを成功させるための重要なポイントをまとめます。

断熱リフォームなど冬場におすすめの工事

冬場は、寒さ対策のリフォームを行う絶好のタイミングとも言えます。

  • 内窓(二重窓)の設置: 最も手軽で効果が高い断熱リフォームです。工事も1窓あたり数時間程度で完了し、結露防止にも役立ちます。
  • 断熱材の充填: 壁や床、天井に断熱材を追加・交換するリフォームです。解体を伴いますが、家の根本的な寒さを解消できます。
  • 高断熱サッシへの交換: 窓枠ごと交換するため、内窓よりも気密性・断熱性が向上します。

ヒートショック対策リフォームの重要性と注意点

冬場のリフォームで特に意識したいのが「ヒートショック」対策です。ヒートショックとは、暖かいリビングから寒い脱衣所や浴室へ移動した際の急激な温度変化により、血圧が乱高下し、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす危険な現象です。

  • 対策: 浴室暖房乾燥機の設置、脱衣所への暖房器具設置、浴室や脱衣所の窓を高断熱化する、といったリフォームが有効です。
  • 注意点: 暖房器具を設置する際は、コンセントの増設や電気容量の確認も必要になるため、業者としっかり相談しましょう。

まとめ

本格的な冬場を迎えるにあたってのリフォームの注意点について解説しました。

冬場のリフォームは、外壁塗装や屋根工事などの屋外工事は、気温や積雪の影響で施工不良や工期遅延のリスクが高いため、原則として避けるのが賢明です。

一方で、室内リフォームは可能ですが、

  • 工事中の寒さ対策
  • 換気不足による匂いやホコリへの対応
  • 水回りの凍結防止
  • 材料の乾燥時間の確保

など、冬場特有の注意点を理解し、対策を講じる必要があります。

また、冬場は「寒さ」や「結露」といった問題点が明確になる時期でもあるため、内窓設置や断熱リフォーム、ヒートショック対策といった「寒さ対策」のリフォームを行うには最適なタイミングとも言えます。

成功の鍵は、地域の気候を熟知し、冬場の施工経験が豊富な信頼できる業者を選ぶこと、そして天候による遅延も考慮した無理のないスケジュールを組むことです。

青森県八戸市・十和田市のキッチン、お風呂、トイレ、洗面台リフォームはリフォームプラザにお任せください!お見積りは無料です!お気軽にご相談ください! 以上、リフォームプラザの川村でした。

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