2023年(令和5年)から、新しい補助金・助成金制度が始まるのはご存知でしょうか?
その名も「住宅省エネ2023キャンペーン」!
これは、住宅の省エネ改修等や、断熱性の向上、高効率給湯器の導入等の支援をし、
省エネ性能を有する住宅ストックの形成を行い、 2050年のカーボンニュートラルの実現を図るため
新たに創設された以下の3つの補助事業の総称です。
①こどもエコすまい支援事業
②先進的窓リノベ
③給湯器省エネ事業
〇こどもエコすまい支援事業って?
子育て世帯、若者夫婦世帯による高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や、
世帯を問わず住宅の省エネ改修等を行う場合、所定の補助金が交付されます。
特にエネルギー価格上昇の影響を受けやすい子育て世代・若者夫婦世帯にも
省エネ住宅の取得をサポートする仕組みも兼ね備えている事業になっています!
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対象となるリフォーム工事条件は以下の通りです。
・リフォーム工事の着工が、令和4年11月8日以降であること
・リフォーム工事の完了が、令和5年12月31日までであること(工事完了後の申請しか認めないため)
・住宅の所有者が発注者であること(上限30万超となる場合は発注者が居住すること)
・申請する補助額の合計が5万円以上であること(住宅省エネ2023キャンペーンと併用の場合は2万円以上)
・下記の工事であること
【いずれか必須】
①窓・ドアの断熱(ガラス交換・内窓設置・外窓交換・ドア交換)
②外壁、屋根・天井、床の断熱
③エコ住宅設備の設置
【任意】
④子育て対応改修(家事軽減・防犯性向上・生活騒音への配慮・キッチン対面化)
⑤防災性向上改修(窓・ドア)
⑥バリアフリー改修(手すりの設置・段差解消・廊下幅等の拡張・衝撃緩和畳の設置)
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入
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補助額は工事内容に応じて異なりますが、補助上限額は以下の通りに決まっています。
【子育て世代・若者夫婦世帯】
既存住宅を購入してリフォーム | 上限60万円/1戸 |
上記以外 | 上限45万円/1戸 |
【その他の世帯】
安心R住宅を購入してリフォーム | 上限45万円/1戸 |
上記以外 | 上限30万円/1戸 |
※既存住宅購入、安心R住宅購入とは:売買契約が100万円(税込)以上、
かつ売買契約締結が令和4年11月8日以降であること。自ら居住する住宅であること。
※既存住宅を購入してリフォームする場合、リフォーム工事契約締結が売買契約締結から3カ月以内であること
※子育て世帯・若者夫婦世帯のリフォーム工事は、自ら居住する住宅に限る
〇先進的窓リノベって?
既存住宅における先進的な断熱性能の窓に交換するリフォームに対して、
改修に係る費用の一部を補助する事業です。
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以下Ⅰ、Ⅱを満たし、Ⅲに該当しない工事が補助対象事業となります。
Ⅰ 工事内容
ガラス交換 | 既存窓を利用しガラスを交換 |
内窓設置 | 既存窓の内側に新たな窓を新設 |
外窓交換 (カバー工法) | 既存窓を残して新たな窓で覆う |
外窓交換 (はつり工法) | 既存窓を取り除き新たな窓に交換 |
Ⅱ 補助額が5万円以上である
( 補助額は、工事の内容、住宅の建て方、対象製品の性能とサイズにより異なります。 詳しくはスタッフまで)
Ⅲ 補助の対象にならないリフォーム工事例
以下に該当する工事は補助の対象になりません。
×ドアの一部および欄間に取り付けられたガラスを交換する工事
×店舗併用住宅等の住宅以外の部分の窓・ガラスの工事
×住宅の所有者等が住宅設備を購入し、その取付を住宅事業者に依頼する工事
(いわゆる施主支給や材工分離による工事)
×リース設備の設置工事
×中古品を用いた工事
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補助額は工事内容に応じて異なりますが、補助上限額は1戸あたり200万円になります。
③給湯器省エネ事業って?
家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯分野について、
特にCO2削減効果の高い高効率給湯器の設置に特化して
重点的に支援を行う事業です。
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設置が補助される給湯器と、その補助額は以下の通りです。
設置する給湯器 | 補助額 |
家庭用燃料電池(エネファーム) | 15万/台 |
電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯器 (ハイブリット給湯器) | 5万/台 |
ヒートポンプ給湯器(エコキュート) | 5万/台 |
是非住宅省エネ2023キャンペーンを活用してリフォームしませんか?☺
詳しくはスタッフへご相談ください!